自宅IoT化を進めていく中で、スマートリモコンを最初に購入すると専用リコモンで操作していた既存の家電が、スマホのアプリから操作できたり外出先から操作できたりととても便利で、僕も事務所自宅アパートのLDKなどに設置して使っています。
ただ我が家の場合だけかもしれませんが、リモコンの設置場所に関して、操作したい家電を網羅する所で普段邪魔にならないところは中々難しいです。
今回は、シーリングライト(天井灯)とスマートリモコンが合体したスマート照明『SwitchBotシーリングライトPRO』を子供部屋に取り付けてみました。
スマートリモコンはもちろん、調光できたりタイマー設定できたりと便利なだけでなく、面白い使い方もできるスマート照明器具でした。
この記事は、メーカー様より製品を提供いただき作成しました。
2in1 スマートシーリングライト
目次
SwitchBotシーリングライトプロ
SwitchBotシーリングライトプロは、スマートリモコンの機能を持ったシーリングライトです。
製品名 | SwitchBotシーリングライトプロ6畳 |
---|---|
全光束 | 3699ml(全灯・全光時) |
電源 | AC100V 50/60Hz |
消費電力 | 36W |
待機電力 | 2.2W |
本体寸法 | Φ480×H102mm |
本体重量 | 約1700g |
動作温度 | 0℃~40℃ |
通信方式 | 2.4GHz Wi-Fi、Bluetoothバージョン4.2以降 |
対応OS | iOS 11.0以降 Ansroid 5.0以降 |
SwitchBotシーリングライトプロのパッケージ内容
- 本体×1
- セード×1
- 専用取付アダプター×1
- リモコン×1
- 単4乾電池×2
- リモコンケース×1
- ネジ×2
- 取扱説明書×1
SwitchBotシーリングライトプロの設置(取付)
新築や引越しで照明器具が無い方はそのまま取付をしますが、既存の照明器具がある場合は最初に取外します。作業をするにあたって脚立等が必要になりますが、作業時には十分注意してください。
まずは、天井の引掛シーリングに専用取付アダプターを取り付けます。
くるっと回して取り付けるだけなので、特別難しくありません。
専用取付アダプターから出たコネクターを先に本体中央の穴に通した後、本体中央の丸穴にアダプターを通して本体を押しあげるとカチッと言う音がして、仮固定状態になります。
さらにもう一度押しあげると、本体が取り付きますのでアダプター中央にあるロックレバーを、ロック表記ほ方向にカチッと音がするまでスライドさせて、ツメをロックします。
本体側のコネクターとアダプター側のコネクターを差込んで接続し、コードの留め具に引っ掛けます。
設定準備
壁スイッチがあればONにしてシーリングライトプロの電源をONにします。
僕は今回が初めてのSwitchBotシリーズの導入ですので、アプリをインストールし新規登録、ログインします。
僕が使っているスマホはOPPO A2020なのですが、アプリの操作中文字がはみ出して見えなくなり、設定時にも文字が読み切れず間違ってタップしてしまったり、スクロールしないでタップしてしまったりしました。他のメーカーやi-phoneはどうなのかちょっと不明です。それさえ確認できればすごく簡単なセッティングでした。
リモコンでもON/OFFや明暗調整や調色ができる事を確認し、続いてデバイスの追加の設定に入ります。
デバイスの追加
SwitchBotシーリングライトプロで操作するデバイス(家電機器)を設定します。
SwitchBotアプリの右上部にある【+】アイコンをタップし、追加したい家電を選びます。
従来の赤外線リモコンの信号を受信して設定できる『スマートラーニング』や、機器の型番を入力する方法をはじめ、リモコンでの一つ一つの動作を覚えさせていく方法など様々な設定方法があります。
エアコンは型式番号を入力して設定できましたが、テレビは10年以上も前の古い製品で選択できる型番に表示されていませんでしたので、一つ一つ学習させ設定が完了しました。
動作を確認した後、セードの取り付けをします。上に向かって時計回りに回すと取付完了ですが、しっかりと取り付けないとセードが落下してしまう恐れがありますので注意してください。
2in1 スマートシーリングライト
SwitchBotシーリングライトプロのレビュー
早速操作していきます。
通常の照明として
電源ON/OFFから明るさの調整や調色、タイマー設定など細かい操作ができます。今回は寝室に付けましたが、寝る前のゆったりした時間に【くつろぎ】のボタン一つで、少し赤っぽく照度が落ちた落ち着いた雰囲気の照明になります。
壁スイットをONしたままでないとスマートリモコンとして動作しないので朝起きて照明を点ける時は枕元、部屋を出る時に照明を消すとき部屋の入口と室内の中でも照明のON/OFF操作をする場所が違うのでリコモンホルダーの取り付け位置に少し迷いそうです。
スマホのアプリからの操作は、専用リモコンより少し操作が複雑な分、細かい操作ができます。
照明の明るさや色調を微調整しながら好みの照明にする事や、『おやすみ』や『読書』、『くつろぎ』などそれぞれに適した明るさや色調を選択する方法などがあります。
また、タイマーで起床や朝、昼などそれぞれの設定を自動的に切り替える事も可能です。
タイマーや屋外から操作で、留守中に照明を点けて在宅を装う事で防犯対策の使い方もできます。
スマートリモコンとして
SwitchBotシーリングライトプロには、赤外線リモコンで操作できる既設の家電を操作できるスマートリモコンが内蔵されています。
テレビの操作
今回シーリングライトを設置した寝室にはエアコンをはじめ、テレビや夏季に多用する扇風機などのリモコン操作できる家電がありますので、まずテレビを操作してみます。
純正のリモコンと比べると細かい操作はできませんが、dボタンをはじめ、通常使うのには全く問題ありません。
SwitchBotスマートシーリングプロはスマホアプリを使えば外出先からの操作が可能ですので、旅行で数日家を空けた時にも、遠隔操作をして照明を点ける事で外部からは在宅を感じさせることで防犯にも使えます。
エアコン
アプリからの操作で、一つのリコモン(スマホ)だけで家電の操作ができる事と、屋外からも操作ができるようになります。
スマホアプリからのエアコンも基本操作がメインです。我が家で使っている富士通のエアコンですが、プラズマイオンなどプラスアルファの操作のボタンはありませんが、一度ONしておけばそれほど触るボタンでは無いので大丈夫です!
使い方の例ですがアプリを使えば外出先からのエアコンの操作ができますので、帰宅前にエアコンの電源をONし、帰宅時に快適な温度にしておくなどさまざまな使い方があります。
Amazon Echoと連動
Amazon Echoをはじめ、Google Home、Siriなどのスマートスピーカーに連動させて音声で操作することができます。
僕は自宅リビング、事務所、車の3か所それぞれでAmazon Echoを便利に使っています。
Amazon Echo Flexを購入して少しだけ使いましたが、ケーブルレスの不便さから置きっぱなしになってしまっていたので、SwitchBotシーリングプロを設置した寝室に設置してみました。
シーリングライトPROを操作
Echo FlexとSwitchBotの連携は、他のスマートリモコンですが何回か行っていましたので、難なくできました。
照明の名称が『シーリングライトプロ』から分かりやすく『電気』に変更し、『アレクサ、電気を点けて』と呼び掛けるとシーリングライトが点灯、『アレクサ、電気を消して!』でシーリングライトが消灯します。
ただ、シーリングライトの読書やくつろぎなどのモードへの操作がまだ分かっていないので今後、試していきたいと思います。
エアコンを操作
『エアコンを暖房で点けて!』と言うと暖房が入ります。
起きている時にリモコン操作でも良いのですが、夜中に暖房や冷房の温度を調整したいと思った時、部屋の明かりは点けたくありませんし、点けないからリモコンを探すのにも一苦労。
『アレクサ、エアコンの温度を上げて(下げて)』と声を掛けるだけで調整できます。
テレビを操作
『アレクサ!テレビを点けて!』でテレビの電源がONします。
『アレクサ!テレビのチャンネルを〇にして!』でチャンネルの操作も行えます。我が家は散らかっていて、リモコンを見失ってしまう事も多々ありますので、とりあえずテレビを見たい時にはとても便利です。
他の部屋から音声操作
上にも書きましたが、今回の寝室を含め3台(車用のEcho Autoは除く)でAmazon Echoを使っています。
- テレビ
- エアコン
- 照明
- 扇風機
- テレビ
- エアコン
- 扇風機
- 照明
- エアコン
- 加湿器
- スマートプラグ
Amazon Echo同士連携させる事ができ、リビングにいながら寝室のデバイスを操作する事が可能です。
例えばリビングのAmazon Echoに向かって『アレクサ!寝室のエアコンをオンして!』と呼び掛けると寝室のエアコンがONします。(ずるくなりますが…)すごく便利!
ただ、最初のうちは上手く操作できていましたが、スマホのAmazon Alexaアプリの調整していたつもりがおかしくなってしまって、寝室で『アレクサ!テレビを消して!』と声を掛けると、リビングのテレビがOFFしてしまうようになってしまいました。⇒現在、設定を見直し中です!
また、SwitchBotシーリングライトプロを取り付けた部屋には壁スイッチがあり、妻は今まで壁スイッチで消灯していたため、部屋を留守にする時には壁スイッチオフ(SwitchBotシーリングライトプロの電源もオフ)にしてしまう為、操作できない事が多々あります。現在、養生テープでスイッチをオンにしたまま固定しておこうと思います。
2in1 スマートシーリングライト
SwitchBotシーリングライトプロはこんな人におすすめ
『スマートリモコンの購入を考えているけれど、設置場所に悩みたくない人』や『LEDシーリングライトを設置したい部屋にスマートリモコンが欲しい人』におすすめです。
シーリングライト+スマートリモコンのとても便利なセットなので、さまざまな環境で使えると思います。
2in1 スマートシーリングライト
SwitchBotシーリングライトプロのレビューまとめ
今回は『SwitchBotシーリングライトPROをレビュー!2in1でスッキリ便利なスマート天井灯』について書いてみました。
スマホアプリも分かりやすく、他にもいろいろ試してみたいガジェットがありましたので購入の検討をしてみたいと思いました。
2in1 スマートシーリングライト