事務所の防犯の為にATOM Camを使いはじめましたが、機能の豊富さ、使い勝手の良さ、設定の簡単さ、価格などがとても気に入って、ATOM Cam、ATOM Cam2、ATOM Sensorと立て続けに購入し、普段カメラを置く必要のないところまで配置するようになってしまいました。
ATOM CamとATOM Cam2は固定式のカメラでしたので死角をなくすためにもう1台のカメラを設置していましたが、首振りができるATOM Cam Swingが発売されましたので、使いはじめました。
別部屋にいる子供の見守りや、留守の時のペットの見守りなど、固定式のカメラでは見られなかった部分が見れられる、とても便利なカメラです。
目次
ATOM Cam Swing
アトムテック株式会社から発売された、防水、首振り、カラーナイトビジョン搭載のAIネットカメラです。
ATOM公式サイトから製品仕様を引用しましたが、長くなってしまうのでご覧になっていただける方は右下の【+】を押してください。
製品仕様
製品名 | ATOM Cam Swing(アトムカム スイング) |
カラー | ホワイト |
仕上げ | マット |
本体サイズ | 高さ:122.5mm 幅:53mm 奥行:53mm |
重量 | 本体のみ:254g パッケージ含む:405g |
同梱電源ケーブルの長さ | 1.8m |
取付方法 | 1/4インチ三脚ネジ方式の(別売り)ブラケット、カメラマウントなどで天井・壁などに取り付け可能 |
ポート | 1 micro USB |
電源アダプター入力 | 100-240V(AC/DC) |
電源アダプター出力 | 5V/2000mA |
CPU | 1.5GHz Edge AI対応 |
メモリ | 128MB |
解像度 | 1920×1080(1080p) |
カメラ | レンズ:F値 F1.6,焦点距離 2.8mm イメージセンサー:1/2.9’ CMOS デジタルズーム:8x |
画角 | 120° |
ナイトビジョン | 4個のIR LED(850nm)+IRカットフィルター IR(赤外線ナイトビジョン、昼/夜モード自動切り替え)、最大9m |
ビデオ | H.264 昼モード:20FPS 夜モード:15FPS |
オーディオ | 内蔵スピーカー&マイク 2-way audio ノイズ&エコーキャンセレーション |
首振り範囲 | 水平:360° 垂直:180° |
アラート | スマートフォンにプッシュ通知 |
クラウドストレージ | モーション検知時に、イベント動画を自動でクラウドに録画保存 (日本AWS Cloud) 録画仕様:1クリップ12秒間、最短5分間隔、14日間ローテーション(※1) |
セキュリティ | End-to-end encryption HTTPS secure transfer protocol AES 128-bit encryption |
ローカルストレージ | microSDカード(8GB, 16GB, 32GB)FAT32 |
データ使用量 | SD画質:1〜4MB/分、HD画質:4~8MB/分 |
互換性 | Alexa、Google Assistant |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n 2.4GHz (5GHz サポートしません) WPA,WPA2プロトコル |
接続要件 | アップロード速度:1.0 Mbps(SD画質)/1.5 Mbps(HD画質) |
システム要件 | iOS 10.0以上、Android 8.0以上 |
動作温度 | 作動時:-20°C〜55°C 保管時:-40°C〜70°C |
耐候性 | 室内/室外対応(防水 IP65) |
同梱物 | ATOM Cam Swing本体 クイックスタートガイド 1.8m USBケーブル 電源アダプター(防水非対応) |
※1 録画時間を無制限とする有料オプション「クラウドモーション検知“無制限”録画サービス」有り(月額税込500円)
引用:ATOM公式サイト
同梱物は、電源アダプター(左上)、1.8m USBケーブル(左下)、ATOM Cam Swing(中央)、クイックスタートガイド(右)の4点です。
本体は、ATOM CamやATOM Cam2の下側にベース部分が追加された形ですので、今までのカメラより体積的にはおよそ倍の大きさです。
左端から右にATOM Cam Swing、ATOM Cam2で右端がATOM Camです。
大きさがこんなに違いますが、他社の首振りカメラと比べれると同じようなサイズだと思います。
特徴
首振りしないATOM CamとATOM Cam2も使い勝手の良い便利なネットカメラでしたが、ATOM Cam Swingの特徴はこちらです。
高速首振り
上下左右、自在に3D回転。部屋のどこにいてもたった3秒で追いつき、はっきりと捉えます。
AI自動追跡
モーション検知及びスマホへのアラート機能に加えて、AIによる賢い検出機能も追加。
画像内の動きにもフォーカス枠が表示され、高速首振りによって自動追随。
いつでもどこでも自宅、赤ちゃん、ペットがスマホで確認可能。
完全防水防塵
完全防水防塵(IP65対応)で屋内と屋外、どちらでも使用可能
双方向同時通話
10メートル先まで聞こえる音声機能で猫をからかったり、笑わせたりすることができます。
どこにいてもあなたの声は、側にいると同じように届けることが可能です。
ATOM Cam Swingのレビュー
最初に設定をしますが、スマホのアプリ通り行えば初めてスマートカメラを設定する方でもすごく簡単に設定できますので、ここでは割愛させていただきます。
スマホとWi-Fi(2.4GHz)が必須です。
設定が終わると
アプリの設定を始めて終わるまで数分で完了しますので、本当に簡単です。
最初は、LDKの対面キッチン上のレンジフードの上に載せてみました。
首振り
ATOM Cam Swingは首振りできますので、スマホのアプリから操作することでカメラの向きを調整する事が可能です。
それに加え、自動追跡設定でアプリでの操作をせずに自動に追跡する事も可能です。
設定画面の【モーター設定】⇒【自動追跡タイプ】を順番にタップをすると【自動追跡】か【人のみを追跡する】を選ぶことが出来ます。
こちらは面白いように追跡してくれます。
以前からある、スマートフォンにプッシュ通知をするアラートでも、追跡をした画像をプッシュ通知してくれます。
Amazon Echo Show5で見る
ATOM CamとATOM Cam2でもやっていましたが、スマートスピーカーのAmazon Echo Show5でATOM Cam Swingの画像を見る事もできます。
画面のタップでもいけますし、音声で『Alexa、ATOM Cam Swingを見せて!』で画像が表示されます。
スマホを立ち上げるのが面倒だったりする時に、ディスプレイ付きのAmazon Echoがあれば便利ですが、スマホのアプリの様にカメラの方向を調整する事ができないのがちょっと残念です。
ATOM Cam Swingがおすすめの人
ATOM Cam Swingを実際に使ってみて感じたおすすめの人は『設定が簡単な首振りできるネットカメラを探している人』です。
ATOM Camから何台かのカメラを使っていますが、新製品が発売されるごとに使いやすさはそのままに、どんどん進化しています。
僕としても、折角の防水防塵性能を活かすという事を考えると駐車場を管理するカメラとして使った方がいいのかもしれませんので、少しづつ使い方を考えてみたいと思います。
ATOM Cam Swingレビューのまとめ
ATOM Camからはじまり、ATOM Cam2、ATOM Sensorに続き、自宅、事務所、実家の見守り用にとどんどん増えてしまっていますが、死角が減ってきている感じがします。
- 【ATOM Cam Swingレビュー】使いやすさそのままに首振り機能追加!
- 【ATOM Cam2レビュー】完全防水で駐車場の見守り!ATOM Camからどう変わった?
- 離れて暮らす高齢者の見守り【ATOM Cam】を使ってみました。
- ATOM Sensor【スマートセンサーキット】を使ってみました
- 【ATOMCam】を駐車場を見る為に自己責任で屋外設置してみました
従来だったら死角を減らすために複数台のカメラを設置する必要がありましたが、首振りする事とAI自動追跡もあり、少ない台数で見守ることができるようになり、本当に便利です。
欲を言えば、パソコンから見られるようになったり、ディスプレイ付きスマートスピーカーからカメラの方向の調整ができればいいなと言う事がありますが、本当に便利なカメラです。